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監督「3kmランニングで帰れ」→野球部マネージャー、低酸素性脳症で意識不明の重体…「押切智直監督」の経歴と写真

今の時期にしては、異常な猛暑の中、痛ましい事件が起きてしまいました。

新潟県加茂市の加茂暁星高校で21日、野球部のマネジャーを務める2年の女子生徒(16)が練習直後に倒れ、意識不明の重体となっていることが県警への取材で分かった。

野球部の練習が終わった後、練習をした球場から同校までの約3キロを走った後に倒れたそうです。

  • 21日 午後5:30~7:30頃まで練習
  • 練習後、3キロ離れた学校まで走る
  • その後、倒れ病院へ搬送

徒歩だと、40分近くかかる距離。

練習は午後7時半ごろに終わり、学校までの約3キロを25分ほどかけて男子部員と一緒にランニング。

到着した直後に玄関の前でしゃがみこんで倒れたそうです。

監督はなぜこのような指示を出したのか?

この日は、けがをした部員がバスに乗るなどしたため、監督は「マネジャーは、マイペースで走って戻るように」と指示したという。

普段は、マネージャーもマイクロバスに乗って移動をしていたそうです。

しかし、この日に限っては、怪我をしたほかの部員を先に送るため、「ランニングで戻ってきなさい」と監督から指示をされました。

この監督の判断が、痛ましい事件につながってしまいます。

7月21日の新潟県の天気は?

当時の新潟県の最高気温は、33度。

最低は、25度前後でした。

マネージャーがランニングして帰ったのは、夜の7時頃です。

まだ、28度くらいはあったのではないでしょうか。

おそらく、気温も下がってきた時間帯ですから、まさか熱中症などにかかるとは思ってもいなかったのでしょう。

しかし、熱中症は体が暑さになれていない、今の時期に起こりやすいもの。

普段、マネージャーが運動になれていなかったとすれば、このような状況が起こるのは、十分に考えられたはずですが…

加茂暁星高校の押切智直監督とは?

今回の問題の責任が、監督にあるという話になるのは必然かもしれません。

いったい、どんな人物なのでしょうか。

押切監督は2015年の春に加茂暁星高校の野球部監督に就任しました。

それまでは、激戦区・神奈川の橘高校でコーチをしていました。

公立校ながら2015年の春はベスト4に進出するなど、指導者としての手腕はなかなかです。

部活動においての、注意点なども熟知していたと考えられますが、「女子マネージャー」の体調管理には目が向いていなかったのでしょうか…

監督は女子生徒が倒れた直後に駆けつけ、「呼吸は弱いけれどある」と判断し、救急車の到着を待ったそうです。

低酸素性脳症とは?

女子生徒は、搬送された新潟市内の病院で、低酸素性脳症と診断されたそうです。

低酸素脳症(ていさんそのうしょう、hypoxic ischemic encephalopathy)は脳の灌流低下や低酸素血症によって脳の全体的な障害がおこる状態である。

なんらかの理由によって、脳に血液が回らなくなり、障害を起こす症状。

  • 成人の場合は3~5分以内であれば後遺症を残さず回復する
  • それ以上の場合、後遺症が残る可能性もある

今回は、倒れてから病院に搬送されるまでかなり時間がかかってしまった様子です。

女性生徒の回復状況が心配ですね…

今回の問題に関するネットの反応

  • 普段から走ってるならともかくだが流石に部員じゃないのに無茶さすなや(´・ω・`)
  • マイペースでええで言うとるんやからまぁそんなぶっ倒れるとは思わんやろ
  • マイペース言われたら、真面目なヤツなら無理して走るだろうな不真面目なヤツなら歩いたり休んだりするから倒れずに済む
  • やっぱり山側なんだこれでマイペースでと言われても実際に一人取り残されたら身の危険を感じるよな…
  • これ7時半じゃ真っ暗っぽいね。男子に遅れないように無理したんだろうね

総じて、「女子生徒が無理して走らなければいけない状況だったのでは?」という声が多いようです。

なかには、「マイペース」というのは嘘で、あとづけの理由だとする向きもありました。

毎年死亡者が出る熱中症について正しい認識を

今月10日から16日までの1週間に、全国で7680人(速報値)が熱中症で救急搬送されたことが総務省消防庁のまとめでわかった。

これは、昨年の倍の比率です。

今がいちばん危ない時期なのです。

昨年は奈良県生駒市にある中学校の男子ハンドボール部の1年生が亡くなりました。8月16日。朝8時35分に始まった練習で、いきなり全員が35分間の持久走を顧問に課されました。給水はありません。ランニングを終えた時、その1年生は倒れました。自力で立つことも水を飲むこともできず、救急搬送されましたが、翌日、死亡しました。熱中症、中高生のみなさんへ 「ダメ」と思ったら休もう

部活動を指揮する先生方には、まだまだ根性論がまかり通り、正しい知識をもたない先生もいます。

まずは、疲れたら休む。

がんばれるかどうかを自分で考えながら、体と向き合っていく余裕を身につけるのも部活動の意義ではないでしょうか。

今回の件に関しては、女子生徒の症状として、熱中症が原因かどうかは、明確に報道されていません。

しかし、臓器の血流低下を起こす熱中症が原因だった可能性は大いに考えられます。

暑い日じゃなくても危ない

熱中症は、これから夏本番!というまだ体が暑さになれていない時期に多い症状。

【熱中症】脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全で、表面的な症状として主なものは、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる

夜になれば涼しいからと、決して、油断してはいけません。

 

  • 前日より急に温度が上昇した日。
  • 温度がそれほど高くなくても多湿であれば起こりやすい(なぜなら、汗による蒸散ができず、体内の熱を発散できなくなるため)。
  • 涼しい室内で作業をしている人が、急に外に出て作業した場合(暑さに慣れていないため)。

マネージャーのケースで言えば、夜になって急にランニングをしたことが引き金になったことが考えられます。

水分だけとってもダメ!

熱中症は、大量の発汗後に水分だけを補給して、塩分ミネラルが不足した場合に発生します。

水だけ補給すればいいような気がしてしまいますが、必ず塩分ミネラルを摂取しましょう。

以下の食品、飲料がおすすめです。

  • ミネラルを含む麦茶
  • 塩アメ
  • 経口補水液

経口補水液は、コンビニなどでも手に入り、だいぶ認知されてきて感じですね。

からだに必要なミネラルなどを含んでおり、すばやく水分摂取ができるので、かなりおすすめです。

学生に無理をさせてはダメ!

これだけ猛暑が報道されているのにも関わらず、スポーツだから、部活動だから、でこのようなことを繰り返してはいけない。

適切な人員の配置や、スケジュール管理、マネージメントを指導者には求めたいものです。

というか、それが無理なら部活動をする意味ないでしょ…

以上TOPICがお伝えしました。